理学療法士/トレーナー 平山 達也のブログ

楽しくテニスをしたいあなたに有益な情報を提供する理学療法士tatsuyaのブログ

なんのために練習するのか

試合に勝ちたいから?

テニスが上手くなりたいから?

全国大会・近畿大会等で活躍したいから?

将来プロになってグランドスラム制覇したいから?

 

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みなさん何か目標があって練習しているのだと思います。

もし、目標がない方はまず目標を立ててみましょう!!

漠然と練習に取り組んでも「目標」を持っている相手にはメンタル面での差が出てしまいます!

 

部活やテニススクールにレッスンに行けば必ず体を使いますよね?

でも、体を使うだけではある程度は上手くなりますが必ず伸び悩みます。

今回、僕が言いたいのは体を使うことはもちろんですが、しっかり頭を使う練習を+αしましょう!!ということです。

実際、僕も毎週テニススクールにトレーニング指導に伺いますが

なんのためにこのトレーニングをしているのか

このトレーニングはテニスのどこにつながるのか

ということを意識できていないジュニアが非常に多いように感じます。

毎回説明するが、聞くと答えることができない。

ひどい場合には試合に負けた理由がわからない。考える思考がまだまだ未熟なのだと思います。この日々、「考える」ということを習慣づけることは試合で必ず活きてきます。また、テニスだけでなく勉強や将来の仕事でも「考える」ということは非常に重要です。

体を使うだけでなく「なんのために」ということを考え、毎回のレッスンでの「目標」を立てる!今日のレッスンはパワーポジションをしっかり作るように頑張る!!という具合です。

 

明日から、毎日の練習に「目標」をたて、「なんのために」を考えて練習してみませんか?きっと、練習が充実したものになります!

ストリング&ガットの違いが手首に影響を与えるのか?

結論、ストリングもガットのテンションも手首への影響はないと言われています。

ただ、腕への衝撃と振動という面を考えるとフラットに比べてトップスピンは負担が少なく、スピンのかけやすさはポリエステルがよいそうです。

 

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○ガットの差材の違い

 まず、天然素材か非天然素材があります。

 非天然素材では「ナイロン」「ポリエステル」などがあります。

一般的には安易で性能も安定しているナイロン系のガットを用いている方が多いですが、ストリングスの素材の違いはパワー性能にほとんど影響しないと研究結果が出ています。

 

 しかし、スピンの量に関しては素材の違いが大きく影響しています。「ナイロン」「ポリエステル」「天然ガット」どれが一番スピンがかかりやすいでしょうか??

 

 

 

 

1位:ポリエステル

2位:天然ガット

3位:ナイロン

 

の順番になります?意外でしたか??

ポリエステルはナイロンに比べて耐久性も高くスピンもかけやすいガットとなっています。

2013年のデータでは男子プロテニス協会(ATP)のトップ100選手のうち72%,女子テニス協会WTA)のトップ100選手のうち48%がポリエステルのガットを使用しています。

 

また、ストリングを緩く張るとボールの衝撃を吸収し、振動を軽減させるから肩、肘、手首の傷害を予防するのによいと言われることがあります。しかし、テンションの違うラケットで衝撃、振動の違いを計測するとストリングスのテンションによる差は小さく、肘や手首に影響はしなかったと言われます。

 

このように、巷では「ストリングスの違いでボールが飛んだり飛ばなかったり」「テンションを緩く張るとボールは飛びやすくなり強く張るとボールが飛ばなくなる」など様々な説が流れていますが、世の中には研究している方がいます。

 

このような情報も少しでも多くの方に届くように情報発信していきたいと思います。

本日もブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

 

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こんなこと教えて欲しい!!

などご希望があればコメントやメッセージお願いします♪

身体の悩みがあるのは選手だけではない

選手を支えるコーチにも様々な身体の悩みがあります

 

最近、紹介でテニススクールのレッスンの見学に行かせていただいています.

ジュニアの子達とはまだまだコミュニケーションが取れていないが、コーチの方々と少しお話しさせていただいている中で多いのが

 

『〇〇が痛い』

 

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非常に多いです。

中でも、テニスという競技特性からか

・手部(手関節/手指)

・肩関節

・腰部

 

しかし、あまり身体のケアをされていないのも事実です。

お一人ずつ身体をみせていただきたいですが、コーチの方々もお忙しいと思うので、ブログの中でセルフケアをご紹介していきたいと思います!

 

次回セルフケア第1弾/手部のセルフケア